記   録

■「第18回 若い失語症者のつどい」(東京版)
日 時 : 2003年5月31日(土)
             11時45分集合 12時〜16時30分
会 場 :  豊洲文化センター 1階 ”第6会議室 ”
  (東京都江東区豊洲2−2−18)  yahoo map
 営団地下鉄 有楽町線豊洲駅 3番出口より 徒歩2分


 首都圏で18回目の「若い失語症者のつどい」(東京版)が、豊洲文化センターで行われました。
なかまたさん表紙作成
 参加者は失語症者31名(男性22名・女性9名)、ご家族、STの方、出版社の方まで含めて総勢50名、そのうち初参加2名でした。
 司会 リエさん。

第一部 自己紹介(氏名、年齢、障害を負った時期、原因、後遺症、近況など)
第二部 1.全員での話し合い。 テーマ:「私の失語症」
     2.歌「明日があるさ」

 台風4号の影響で大雨の降りしきる中、多くの仲間が集まるにぎやかな「つどい」となりました。
黒澤会長撮影
台風の中、来られた方たち(一部)
◆第一部 自己紹介から抜粋(抜粋)
 ・4年前、道を歩いていてトラックにひかれました。一ヶ月意識不明でした。
  現在は、老人・障害者などの介護ヘルパーの仕事をしています。
 ・アルバイトに行っていたのですが、お店がつぶれてしまいました。
  今は、学校に行きたいと思っています。
 ・32歳です。右足には軽度の麻痺があり、動きすぎると痛みが出ます。
 ・脳内出血が原因です。このような会は初めてで、よろしくお願いします。

◆第二部 「私の失語症」  一人一人の待ち時間をいつもより長めにとって、何度かに分けてみなさんにご自分の失語症を発表していただきました。
今回は、6人の方が発表しました。

★私の失語症
 なかまたさん     ミズホさん     ケロさん    

 つどいの最後は歌「明日があるさ」でした。
一日一日を大切に、明日があるさ!と元気よく歌いました。

 台風の心配をしながらの「第18回つどい」は、いかがでしか?
それぞれの「私の失語症」のお話に、自分と同じだと感じた方が多かったようです。お互いのことを知れば知るほど、自分は一人ではないと感じることが出来るのではないでしょうか?
失語症暦の長い方のお話からは勇気を得られますね。テーマ「私の失語症」はしばらく続きます。お互いの話にじっくりと耳を傾けましょう。
次回、第19回「若い失語症者のつどい」、皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

準備委員会:ケロさん、ミズホさん、黒澤会長、リエさん
        Key、中嶋さん、タケシさん、林健二郎さん
記録の表紙担当:なかまたさん
記録:相馬肖美

◆司会のリエさんから感想をいただきました。◆

   「第18回つどいをありがとうございました。お疲れ様でした。
名司会ではなく、迷司会だったという話もあります。浅はかな発言の司会進行で、あきれていた方も少なくなかったと思います。
司会が終わってホッとしています。大変緊張しましたが、やってみてよかったです。」

前の晩は、ほとんど眠れないほど緊張したというリエさん。発表の順番や進行など、綿密に考えてきてくださいました。一人一人に丁寧に応対してくださる名司会でした。お疲れ様でした。

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