記   録

■「第16回 若い失語症者のつどい」(東京版)
日 時 : 2003年 2月1日(土)  12時〜17時
会 場 :  東京都北区立赤羽北区民センター
               第2ホール
住 所 : 東京都北区赤羽北2−25−8−201
      アクトピア北赤羽六番館2階


 首都圏で15回目の「若い失語症者のつどい」(東京版)が、北区立赤羽北区民センターで行われました。
なかまたさん表紙作成
 参加者は失語症者35名(男性23名・女性12名)、ご家族17名、その他の方が19名の総勢71名。 失語症者の内、東京版つどいに初参加の方は3名でした。

 当日のプログラムは、
第一部 自己紹介(氏名、年齢、障害を負った時期、後遺症、近況など)
第二部 ご本人と家族が別室でお話し合い
    ご本人    (1)「若いつどい東京版」新体制の発表、承認
                 (2)今日までの定例会の歩み(林健二郎さん)
 司会は、Kさん(女性)でした。

第一部 自己紹介から抜粋
 ・最近、プールを始めました。ためになりました。
 ・19歳になりました。アルバイトをしました。
 ・仕事が忙しく、つどいになかなか参加できません。
 ・12月13日に退院しました。落ち着いたら就職活動と思っています。
 ・スキーに行ってきました。半身麻痺と体力のなさから苦労しました。
  でもスキーは続けたいと思いました。
 ・話ができるけど構音障害になりました。でも、言いたいことが言えなかっ
  たりするので、失語症ではないか?と皆さんの話を聞きに来ました。
 ・原因は平成7年、脳動静脈奇形です。
  去年、5月にベルギー、11月にハワイへ行ってきました。
 ・年齢は33歳。脳内出血で倒れました。
  現在は新宿のセンターでパソコンを習っています。

第二部 ご本人家族会と別室で行ないました。
(1)「若いつどい東京版」新体制について承認と発表
 平成14年度限りで、林健二郎さんが東京版代表を降りられることを受けて、下記のように運営委員会(準備委員会)にて話し合い、新体制を皆さんに報告し、承認を得ました。。
    〜「若いつどい東京版」新体制〜  
  1. 人事
    東京版初代会長:黒澤 武史
    全国版呼びかけ人:林 健二郎
    相談役:中嶋 嘉樹
  2.  
  3. 運営委員(準備委員会)
    公募制とする。運営委員の仕事は、運営会議出席、当日の準備、記録の発送作業など
  4.  
  5. 任期
    会長、運営委員会共に一年。ただし、再任も可能。
<林>
 1999年に私たち3人(中嶋、黒澤、林)は出会い、話し合いながら東京の会を行なってきました。少しずつですが日本各地に「若い失語症者」の火が点火されてきたので、私は東京の責任者を降りたいと思います。
もちろん、これからも東京版に参加します。それだけでなく、全国的に行き、地方版の司会や、原稿を引き受けます。
黒澤さんにも、全国的に出て行き、活発に「火を焚け!!」と、やっていただきたい。
黒澤さん、皆さんいかがでしょうか?

<黒澤>
私も、全国的に「若いつどい」を発展させたいので賛成です。

次に、運営委員会を募集しまして、6名、立候補してくださいました。
次回、第17回4月5日から新体制で始まります。
一年間、よろしくお願いします。m(_ _)m
<みんなで、拍手、パチ!パチ!>

(2) 今日までの定例会の歩み(林健二郎さん)
 続いて、林健二郎さんを中心に今日までの定例会を振り返りました。

 振り返ってみれば、あっという間の3年間ですが、「若い失語症者のつどい」は、一歩一歩発展しています。全国に点在する若い失語症者を発掘し、励ましあう仲間作りを全国的に広げていくのが「つどい」の夢です。
今後もこの出会いを大切に、仲間作りをしていきましょう。
 次回は、2003年5月31日(土)の予定です。みなさまにお会いできる日を楽しみにしています。

準備委員会:ケロさん、黒澤さん、Kさん、
        key、中嶋さん、林健二郎
会場推薦:みずほさん
記録の表紙担当:なかまたさん
記 録:相馬肖美

◆「第16回つどい」をおえて◆
(呼びかけ人 林 健二郎)
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